【お出かけ】郷土の味探索。宿場の五平餅を食べ尽す!馬籠宿編

|奥が深いぞ、五平餅。

恵那・中津川をはじめ、長野県の木曽・伊那地方や愛知県の奥三河にかけての一帯で愛される「郷土の味覚」、五平餅。
わらじ型、だんご型からおにぎり型、きりたんぽ型と、形も様々、大きさもいろいろ。
タレのベースは醤油や味噌。そこにクルミや落花生、ゴマなどを加えて摺り鉢で摺りつぶします。地域・家庭によっては、さらに「隠し味」が加わります。

カタチに目を奪われ、味に夢中になる五平餅ですが、串だって大事。
竹串、木のヘラ型などなど、こちらも様々。
シンプルなようで、実はとーーっても奥が深いんです!
↓こちらにめちゃくちゃ詳しく解説されています。
「五平餅味栗毛」誰も書かなかった五平餅ワールドへご招待

|馬籠宿の五平餅を食べて食べて食べて食べてみた!

地域のソウルフードを徹底的に食べてみよう!と、中山道の宿場町に出かけてきました!
前編(妻籠宿)はこちら→郷土の味探索。宿場の五平餅を食べ尽す!馬籠宿編

既にお腹がいっぱいの編集部そのはら・下島の元に、救世主が。
お腹をすかせた20歳の大学生女子が加わり、後編の馬籠宿がスタート!

「お腹ぺこぺこです。」

張り切って行きましょう!

▼1件目。宿場の入口にある白木屋さん

名物のおばあちゃんが出迎えてくれます。

見なれた3つの団子型。入口にあるので、ここで買って食べ歩く人が多いです。

▼2件目。手打ちそば ますやさん。

予定より早くお店を閉める日だったそうですが・・・快く五平餅を焼いてくださいました!

こちらも団子型。

店内には、ひょっとこのお面がずらり。店主さんが、全国を旅行して集めたお面だそう!

▼3件目。かなめやさん

こちらは、団子型とわらじ型の2種類がありました!
串も、竹串と割り箸。(ここでようやく、串に注目。今まで持ち帰ってこなかったことを激しく後悔・・・。)
店主のお母さんが、ものすごく気さくな方ですよ。

「私、全然余裕なんで、わらじ型食べていいですか?」
「どうぞどうぞ。」

▼4件目。丸治屋さん

馬籠に住んでいたお友達に、「よく行くお店!」と紹介してもらったお店です。やっぱりここも、団子型。
▼5件目


馬籠では珍しいわらじ型!
それにしても、20歳女子の食欲は無敵。

▼6件目。手打ちそば・中井筒屋さん

閉店間際に、滑り込み。

ここは、1本〜ではなく5本での注文。
ふわふわで、今まで食べたことのない食感!

「まだ全然食べれますよ〜!!」
「ここで終わりなんです。帰りにアイス買ってあげるから。」

馬籠の五平餅は、食べ慣れた団子型が主流でした。価格は100円〜150円。
醤油ベースのタレが多かったです。
やはり食べ比べると、全然味が違っていてどのお店も個性があって面白いですね!
(ものすごーーーくお腹いっぱい。)

みなさんも、宿場で食べ比べを楽しんでみてはいかがでしょう?
串に注目するのもお忘れなく!