|第12回|嫁ぎ先の田舎町を自慢したくて山岡町のMAPを制作!ー加藤亜紀子さん、長谷川俊子さん<嫁ターン>


恵那市山岡町を紹介した かわいい手描きMAPを発見!(『町民がおすすめしたい!!まるごと山岡マップ』)

MAPを作ったのは、他県から来たお嫁さんとのこと。
作り手の加藤さんと長谷川さんが心からオススメするお店やイベントが紹介されています。
さっそく、おふたりにインタビューしてきました。

山岡マップ
▲マップがダウンロードできます。

加藤亜紀子さん(写真左)
北海道出身、3年前にご主人の実家のある山岡町へ移住。母屋と廊下で繋がった離れ(田舎ではよくある住宅事情)で、ご主人と小学1年生の息子さんと暮らしています。
学生時代は陶芸に勤しみ、現在は山岡陶業文化センターにて団体さんの陶芸体験のお手伝いに加え、【azbou】という屋号でチラシなどの印刷物制作などのお仕事をしています。

長谷川俊子さん(写真右)
鹿児島県出身、13年前、結婚を機に山岡町へ移住。母屋の隣におうちを建て、ご主人と小学2年生の娘さん、年長の息子さんと暮らしています。
結婚後、恵那市の子育て支援センターで乳幼児親子との関わりを持ち、現在は、山岡町のまちづくり推進員として山岡振興事務所に勤務しています。


―山岡での暮らしは、どうですか?

加藤)息子が小学校から帰ると一緒に虫を捕まえて遊んでいます。
「田舎は不便かな」と思ったけど、庭先でたくさん遊べていいですね。畑では、夫のおばあちゃんが野菜を作っていて、採れたての美味しい野菜を普通に食べられるって幸せだと感じています。

長谷川)高速のインターまでも20分くらいだし、ほどよい田舎でいいですよね。私は土が触れないから畑仕事はできないし、虫も触りたくないけど・・・。

―え!?土触れないんですか??虫もダメ?それでも田舎で暮らせるんですね(笑)

長谷川)はい(笑)でも、料理は好きだし、畑にも興味はあるの。だから、さやえんどうの収穫から始めようと思って!

―もともと、ふたりはこども園のママ友?
加藤)ではないかなぁ~(笑)子どもの学年が違うと、あまり接点がなくて。顔は分かるくらいでした。

長谷川)山岡振興事務所で毎月発行している通信『さとやま』のロゴを新しくしたいと思っていた時に、加藤さんを紹介してもらいました。それから仲良くしてもらってます。

―このMAPを作ろうと思ったきっかけは?

長谷川)MAPは去年から作りたくて、お店の情報とか集めていたんですが、仕事や家の事もあって中途半端になっていたんです。ロゴづくりの話をしているうちに、一緒にやろうと。

加藤)友だちが遊びに来てくれた時にさっと渡せるものが欲しかったんです。他所から来て子育てしている私たちがオススメしたい所を詰め込んでいます。これ見たら、1日山岡で過ごせますよ!

長谷川)名古屋とかから、有名な『道の駅おばあちゃん市・山岡』をめがけて来てくれるけど、そこを山岡の終点にしたくなくて。他にもいいところがたくさんあるので。

―MAPはどこで手に入りますか?
長谷川)『おばあちゃん市』や『山岡振興事務所』、恵那駅の『えなてらす』、『岩村町観光協会』、そして山岡町内のお店に置かせてもらいました。

―気になる反応は?
長谷川)1,000枚印刷したら、「なくなったで持ってきて~」と連絡があって、1,500枚増刷しました。

加藤)近所のおばさまたちも「かわええて~」(訳:かわいいね)と言ってくれます。

長谷川)「カラーがいい」とか「ポスターでほしい」とか、いろんな注文が入りますが、気に入ってくれているからですよね。

加藤)手描きの白黒、本当は藁半紙で刷りたいなぁ。ノスタルジックでしょ?

―「春夏号」となっていますが、「秋冬号」もある?

加藤)紹介するお店は同じでも、季節によってオススメしたい内容は違うので。

長谷川)9月上旬目指して、「秋冬号」を作ります。予算も少ないので、スポンサー募集中(笑)

県外から嫁がれ、今、暮らす山岡町への愛があふれるおふたり。
お仕事と子育てに奮闘するお母さんであり、地域のがんばる人たちの応援団のようにも見えました。

【山岡まるごとマップ】についてのお問い合わせ
恵那市 山岡振興事務所 まちづくり推進員 長谷川
tel  0573-56-2111
e-mail  yamaokamatidukuri@gmail.com

さて。今回の取材場所は、カフェmilou
オススメの手作りチーズケーキは、濃厚で美味しい!あぁ、写真を見ているだけでも、また食べたくなってきました。
改めて、おへマガ取材に伺います!!

milou
住所   〒509-7605岐阜県恵那市山岡町原1156-28
tel/fax  0573-56-3668
open  11:30-18:30 (月、火 定休日 )