【旅館いち川番外編】恵那大井宿と周辺散策

旅館いち川さんといえば中山道の大井宿。
中山道といえば歴史です。
歴史好きな趣味もあり、せっかくなので「いち川さんから歩ける範囲の史跡や関連施設」をうろうろしてみました。

まずは大井宿といえばこちら。
大井宿の本陣跡。
(宿場町の本陣=そこの中心的建物。土地の代表者が住んだり京都や江戸へ向かうお殿様が泊まったりもする)
個人所有の建物のため中には入れませんが、江戸時代初期のころからと言われる立派な門や松が通りからでも眺められます。
因みに向かいの恵那市立大井小学校には昔「大井城」も建っていたそうです。

その正面には中山道ひし屋資料館。
大井宿の大きな庄屋である「ひし屋」の建物を体感できます。
明治期に1度改修され、今でも当時の雰囲気を残す貴重な建物。
こちらは入場料200円。

https://www.city.ena.lg.jp/syougaigakushu_sports/rekishi_bunka/bunkashisetsu/7236.html

中山道巡りなどで恵那市に訪れたならおすすめしたい「中山道広重美術館」
その名の通り歌川広重の版画を中心に展示する美術館です。
版画に描かれたゆるいおじさんのグッズも豊富。
LINEスタンプまである。
民間企業からの出資により毎週金曜と水曜は誰もが無料。
さらに18歳以下はいつでも無料…!
気軽に歴史や芸術、文化の入り口にもなる中山道広重美術館。

https://hiroshige-ena.jp/

岐阜の東濃地方といえばNHKの朝ドラで五平餅を知った方も多いはず。
ロケ地は恵那市の岩村でした。
もちろんいち川さんの近くでも食べられます。
こちらはあまから恵那本店さん。
お店によって違う味わいが楽しめるリピート必須な郷土料理。

最後は徒歩圏内といいつつ本当に歩くと健脚向き。
中山道の版画で大井宿といえばこの絵になります。

モデルとなった地点が甚平坂公園。
いち川さんからはだいたい徒歩20分。
版画は冬なので寒い時期に歩くと当時の雰囲気を楽しめるかも。
僕自身、実際に冬に歩いたことがありますが横殴りの雪と風でなかなかしんどい思いをした記憶があります。
中間地点には旅の中で亡くなられた方々のお墓もあり、当時の旅の大変さを感じさせられます。

最後に

旅館いち川さんから歩ける範囲でのおすすめ歴史的スポットでした。
もちろんこれが全てではありませんし、中山道という範囲の一部の紹介です。
東西の中津川市や瑞浪市の宿場町や史跡以外にも見どころは盛りだくさん。
手を広げても一つを掘り下げても沼の入り口にもなる旅館いち川さんです。

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