ちょっとディープに明知城とその近辺

岩村城?苗木城?明知城?もう行ったぜ。
という方の次のステップになるかもしれない記事です。

地理を楽しむ

お城はお城の中だけでなく、その地域を歩いて地理を体感できる大型テーマパークのようなもの…というのは言い過ぎではないと個人的に思ってます。
ブラタモリが人気なのも実際調べて歩くと共感しすい。

ここ明知城もそんな楽しみ方のできる土地の1つ。
下の画像は大正ロマン館の展示にて。
大きな道と生活に必要なを明知城と仲深山砦、多々羅砦の3ヶ所で挟んでいます。
そう意識してから麓の道を歩き、近くのお城を眺めたり…とやってると1日では終わりません。

味を楽しむ

ハヤシライス

恵那市はハヤシライス推しです!
ハヤシライスの生みの親、早矢仕有的氏に縁があるからのものだそうで、各地でハヤシライスが食べられます。
明知城の近くにもハヤシライスを提供してるお店がいくつか。

こちらは大正村前の庵さん。
山城歩きで疲れた体に沁みます。

三浦寒天豚

恵那市の特産品として三浦寒天豚というお肉もあります。
飼料として恵那市の寒天を混ぜた豚のお肉。
お手軽価格なのに味が絶品なのです。
恵那市の一部の店舗でしか扱っていませんがこれは人に勧めたいお肉。
↓の画像の油、一切鍋には何も敷いてなくて全てお肉からの油なのです…。
全部美味しい。

近隣の城・砦

明知城は麓にお店や駐車場もあり、本記事にも書いたように土の城としてはとてもアクセスが整っています。
ここで土の城・山城に興味を持てたら是非とも行っていただきたいお城・砦もたくさん。

飯羽間城

後の中津川市苗木城の城主、現代にも連なる苗木藩主となる遠山氏はここから生まれました。
岩村城の女城主の時代には落城してしまいますが、今も地域の方々の手により守られています。
昔の土の城としては「アクセスに見当が必要」という壁があるとはいえ(電車だとまあまあ歩く)、今年は大規模な整備も行われ散策が容易になりました。

阿木城

中津川市の土の城代表格。
「横堀」の大規模なものが見られ、地元の方々による整備も素晴らしいお城。
戦国期のため資料がなく詳細が不明ですが、地形はしっかりと残されています。
阿木駅や車などのアクセスも難しくなく、入口でもパンフレットや登城印などもあり、それでいてイノシシ除けの柵を開けないと入れないなど、色んな意味で「山の城、土の城」を堪能できるコア層の入り口には最適なスポット。

前田砦

お城と違い戦での臨時的使用や小規模な拠点として使われたのが「砦」となります。
ここ前田砦は信長や家康の進行に定期的にさらされる激戦区でした。
(ちなみに当時の明智城主、遠山景行最期の地もここからすぐ近くにあり石碑も残されています)

当時の砦としては珍しい規模の横堀が堪能できます。
100人乗っても大丈夫なレベルで。

(写真は余呉くんのホームページにて)

明智光秀

全国にいくつかある明智光秀の伝説。
ここ恵那市明智町にも存在します。
写真は明知城の近くにある多々羅砦にて伝わる明智光秀産湯の井戸。
どこが正しいかについては未だ戦が行われている光秀出生地説ですが、こうした地を巡り歩いても楽しいかもしれません。

最後に

明知城の周辺のコアスポット紹介でした。
もちろん書ききれない場所やものも沢山あります。
お城に限らず、歴史好きな方にとっては1日では回り切れないのが恵那市明智町。
その1面だけでもの紹介でした。

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