【中津川市の私有野営地。野営デビューにも】キャンプで地元を元気に!HYキャンプ場
HYキャンプ場
2021年春、中津川市某所にて親から譲り受けた土地を利用し「キャンプで地元を元気に!」がテーマの野営キャンプ場「HYキャンプ場」がオープンしました。
結構な範囲の田畑跡地(最初は草まみれの!)と森なのですが、なんと管理人さんお1人で、地道に草刈・伐採などの整備を続けながら運営されています。
第一印象は「むしろお金払わせてください」でした。
野営地なのでトイレはその辺で。
直火も可。
※野営地によっては直火禁止のところもあります
ラフさもとてもいい。
デイキャンプも可能なため、野営に興味がある、ちょっと体験してみたいという方にも最適。
予約
予約はtwitter、instagram、ジモティ―から。
「地元を元気に」というテーマの元、予約時に阿木地域のお店で500円以上の買い物をして管理人さんにレシートの提示をして受付完了となります。
初回は日時を合わせて待ち合わせ、合流してからお互いの車で目的地へ。
(初回利用時のみ管理人さんと現地へ向かいます。2回目からは連絡のみでの予約確認と利用が可能です)
草の刈られてる部分と奥の森の右半分くらいは全て管理人さんの土地。
どちらも自由に使っていいそうです。
最初に書いたように、その草刈や管理も「それで地元に人が来てくれたり元気になってくれたら」とお1人で。
元は手前の部分並みに雑草で埋もれていたのを、お1人で。
管理人さんのご希望によりこの記事では具体的な地域を非公開とさせていただきますが、近くにお店や寄り道スポットもあるので物資の調達や散策するのもアリ。
\キャンプで地元を元気に/
入口から。
棚田のような地形です。
この草刈がされてる部分全てが使えるのでかなり広い。
ちなみに1番奥の先は軽い崖になっており、下は小川のようでしたが藪も深く水場としての利用は難しそう。
駐車スペースも広いので大抵の車なら入れます。
が、元が田畑なだけあってか地面が一部やわらかくなっています。
上の写真でいうと手前の木の左手にある土手付近。
タイヤがドスンと沈むことも(実際沈んだ)。
4WDだと結構いけるっぽい。
僕は2WDだったのでダメでした(本当にダメかと思った)。
元田畑ならではの水はけと開拓したてで踏み固められきってないため、奥まで車で進みたい場合は注意が必要です。
車道も狭いのでレッカー車も難しいみたい。
そうした行くか退くかの見極めも野営地ならでは。
奥の林間部。
地面には枯れた木々も多く、やり方次第では薪の持ち込みナシでもいけそう。
着火剤として定番の松の枯れ枝もキリがないほど拾える。
人によってはこちらでハンモック泊もされるそうです。
実際適当に2~3分歩いて集めて焚きつけたのがこちら。
僕は直火かどうかにこだわらない派とはいえ(焚き火台使った方が後始末は楽に感じるタイプ)、やはりこれはこれで趣があります。
道路沿いから数メートルの森には管理人さんもよく分からないという年季の入ったお地蔵さま。
史跡や山城もある地域なので何かいわれのあるものかもしれません。
テント設営
広い。
一番奥から撮ってるわけでもないのにこの広さ。
今夜はこんな場所を独占です…!
ちなみにこちらは車から高低差なくそのまま直行できる分1番人気スポット。
写真左手と比べると車から真っ直ぐ行けるため人の出入りで踏まれて雑草も減っているのにも注目。
そういう意味でもたくさんの人にきて欲しいそうです。
野営地は熟練の方々も利用されます。
こちらは置き土産となった「落ちてる枝を削って作った薪割りハンマー」
これぞブッシュクラフト。
枝は拾いきれないほどあるのでこうした工作練習にも最適なフィールド。
夜
真っ暗です。
暗闇と星空のひとりじめ。
(一応遠くに民家は見えます。ただし歩いてすぐの場所ではない)
その分カモシカとかは稀に通りますが、普通のキャンプ場でもたまにある話なで大きくは変わりません。
(過去に他のキャンプ場で焼き上がった芋を冷ましてる間にトイレへ→帰ってきたら狸がかっさらっていったのを見た事があります。猛省した。食べものの管理はどこでも注意が必要です…)
秋には2回目の利用をさせていただきました。
この時は森の中を新たに開拓されたスペースにて。
野営感がさらにアップ。
ただし駐車位置から少し登った地点なので重い装備品はちょっと不向きかも。
ここも管理人さんがキレイに整備されてます。
本当に凄い。
最近では利用するお客さんには管理人さん特製のコースターが配布されるようになりました。
強制で。笑
(要らなければ燃やしていいとのことですが、大事に使わせていただいております)
注意点
野営地ということもあり1年まるっと冬でも使えます。
しかしここは岐阜県の東はじ、中津川市。
冬は普通にマイナスの温度に。
2回目の利用時は11月でしたが、寝てから寒さで何度か目が覚めました…もちろん野営地なので電源なぞはない。
あまり奥に行くと車まで行ききするのも大変。
冬キャンプするのは経験と装備を増やしてから…。
最後に
「キャンプで地元を元気に!」というテーマで、お1人でこの広さの管理は本当に頭が下がるばかりです。
最近ではさらに森林フィールド内の竹林を開拓したりお父さん自作のツリーハウスまで作られたりと、今も進化が続いています。
車も横付けでき、ブッシュクラフトの練習もでき、人里からそこまで離れていないので野営ソロキャンプのデビューや練習にもとてもおすすめなHYキャンプ場でした。
HYキャンプ場施設情報
twitter https://twitter.com/YoshinoriHara2
instagram https://www.instagram.com/hy_camp_location/
ジモティ https://jmty.jp/profiles/56e007441b7e8354bc000f6e
予約は上記のいずれかにて。
初回は名前や連絡先の記入が必要ですが、2回目からは連絡のみでの利用可。
直火○
ゴミは持ち帰りで。